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「1.5つ」 ~食育読本

あまり、「批判」されることがないのが、「食育」論。
何でも「教育的な言葉」をつけたら「こどものためを思ってる」印象になり、
あえて文句をつけることを憚るような風潮がある。
「新・学力観」が、そういうウサンクサイものだったが、
まだ、これは、「批判ネタ」が豊富だった。
  (ただ、PTA連等の企画には、「推進派」講師しか呼ばれないので、オープンな議論ができなかった。)

堂々と「ウサンクサイ」と批判するのは、管理栄養士・河合さんぐらいかな

中でも、「食育読本」にある、「食事バランスガイド」で紹介されるのが、栄養単位を「」で数える方法。
「ご飯中盛り」=「1.5つ」など。

1.5つ」なんて、どうみたって不自然だろう。
学校給食の場に、そんな言葉を使ったら、「小数」の理解が混乱する。
(「量」と「数」の混乱は、あとあとまで響くぞ。)

「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の区分も、「目的」と「内容」が混同されている。
(タンパク質とか、炭水化物とか、成分中心に展開するならスジは通るが、
「メロンは果物ですか?野菜ですか?」ってなツッコミもあるだろう。野菜を「主」にすることもあるだろう。
「芋類」を主食にしている民族だってあるぞ。)

昔の給食だと、「3色わけ」 (「黄色~エネルギーになる。」 「赤~体をつくる。」 「緑~体の調子を整える。」)で、
「働き」を中心に栄養バランスをもとにした表が作られていた。

中味は考えず、看板だけ見てノルマを果たせ、ってなことだろうか。
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テーマ : 勉強と子供
ジャンル : 学校・教育

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『「大量失業社会」の労働と家族生活 筑豊・大牟田150人のオーラルヒストリー』 都留民子

おっさんは、フットワークが弱い。
予算もなく、片手間の「すきま研究」者は、お金も暇もない。

誰かの調査データはありがたくいただきたいが、 「すきま」にはまるようなデータがうまいぐあいにない。
経済成長や雇用確保によって社会保障を充実させよう・・などというのは、小手先のテクニックによる「問題先送り」でしかない。
という話をズバッと語るのが都留先生しかいないのか・・ということをよく感じた。

「20世紀型」の成長社会の「行き詰まり」が、最も端的にあらわれたのが「炭鉱地帯」でもある。
「軍艦島」の世界遺産がどうの、という話題があるが、「陰」はずっと続いている。
今さら「大牟田か?」と思うのは、現実逃避して「島根に逃げる」発想かもしれない。 

フットワークのある学生さんが走ってくれたからこそヒストリーも集まる。
そこから「何」を読み取るか、だが、
純粋に、おもしろい!!
  しょうもないフィクションの「底の浅さ」にくらべて、現実世界の奥深さ。

『「大量失業社会」の労働と家族生活 筑豊・大牟田150人のオーラルヒストリー』 都留民子 大月書店
序章 社会的貧困の再発見のために(都留民子)

第1章 田川・大牟田地域の特徴(高林秀明・都留民子)
 第1節 地理的位置など
 第2節 産業・就業の推移
  1.炭鉱産業のスクラップ化と労働者の流動化
  2.炭鉱合理化・閉山後の産業政策――企業誘致策の失敗
  3.失業対策事業による地域開発
 第3節 地域住民の労働と生活
  1.人口の減少・高齢化,および世帯の縮小
  2.労働の状況――中心は第三次産業の中小零細企業の労働者
  3.大量の失業者――雇用では解決できない失業問題
 第4節 住民生活を支える社会制度
  1.雇用保険制度の現状――2割を切る失業給付受給者
  2.生活保護の現状――失業世帯には対処できていない
  3.社会保障としての失業対策事業――田川を中心に
  4.公共財としての公営住宅――ヨーロッパ「福祉国家」なみの田川

第2章 「労働」と「家族」のアイデンティティの研究方法(高林秀明・都留民子)
 第1節 調査の方法
 第2節 オーラルヒストリー分析の方法――状況・リアクション・アイデンティティ
 第3節 労働・家族生活からの類型

第3章 14人のオーラルヒストリー――人々はどのように生きているか(都留民子・堀木晶子・高林秀明・増淵千保美)
 第1節 男性たちのオーラルヒストリー
  1. つらい仕事も家族のために――「安定」グループの40代の運輸労働者
  2.朝8時半から翌朝4時まで,休みなしで2か月――「不安定」グループの30代の生活保護受給者性
  3.50歳になろうかっていうおじさんがですよ,親に頼る……――「不安定」グループの40代の求職者
  4.どうしよう……サラ金に手を出したら負けになる――「不安定」グループの50代の求職者
  5. 母ちゃんとの付き合いが一番楽しい……「不安定」グループの40代の求職者
  6.やはり,自分の努力不足……――「不安定」グループの40代の障害者
  7.知人の家に世話になって……――「不安定」グループの50代の元自営業
  8.仕事か労働運動か,今岐路に立っている――「不安定」グループの40代の労働組合活動家
 第2節 女性たちのオーラルヒストリー
  1.私が正規で働きつづけなければ生活はできない――「安定」グループの30代の正規職の母親
  2.自分の人生だから,自分で生きる!――「安定」グループの60代の元失業対策労働者
  3.今が一番幸せ!――「不安定」グループの30代の生活保護受給の母親
  4.まだ働けるから,生活保護はいや――「不安定」グループの母子世帯の母親
  5.同じ肝炎なのに,補償がないんです――「不安定」グループの50代の母親
  6.生活保護があって,よかった!――「不安定」グループのひとり暮らしの高齢者

第4章 「労働」と「家族」のアイデンティティ――8グループの特徴  (都留民子・堀木晶子・高林秀明・増淵千保美)
 第1節 アイデンティティのカテゴリー,そしてシェーマ
  1.「労働」のアイデンティティのカテゴリー
  2.「家族」のアイデンティティのカテゴリー
 第2節 現状はまぁ,満足……――男性の「安定」グループ
  1.「やりがい」と「家族のため」――60歳未満の男性
  2.「充足」と「生きがい」――60歳以上の男性
 第3節 生きのびる手段――男性の「不安定」グループ
  1.「個人的抵抗」と「失意」への傾斜,そして「家族の協力」――60歳未満の男性
  2.余儀なくされた「労働」と「引退」――60歳以上の男性
 第4節 落ち着いた生活―女性の「安定」グループ
  1.家族への「満足」,そして「働きたい」――60歳未満の女性
  2.労働者の集団的アイデンティティの保持――60歳以上の女性
 第5節 生活は苦しい―――女性の「不安定」グループ
  1.働くことは当たり前――60歳未満の女性
  2.集団的アイデンティティの持続,あるいは「とにかく働きたい」――60歳以上の女性

第5章 「労働」の限界・「家族」の限界,「社会化」されないニーズ(都留民子)
 第1節 「個人化」,そして中途半端な「社会化」のなかのアイデンティティ
  1.男性の「労働」と「家族」のアイデンティティ
  2.女性の「労働」と「家族」のアイデンティティ
 第2節 収奪を強める日本の社会保障制度――「医療」への憤慨
 第3節 社会保障制度による生活の「社会化」にむけて

補論 日本における稼働世帯の貧困と社会保障(唐鎌直義)
 第1節 貧困・格差の広がりとその深刻化 
  1.就業形態から見た貧困の実相――世帯業態別に見た稼動世帯の貧困 
  2.地域別に見た貧困の実相――地域別貧困率と保護率 
 第2節 社会保障の貧困除却機能の再構築を 
  1.雇用の劣化と社会保障の危機の本質 
  2.失業者の増大と劣化した雇用保険制度 
  3.社会保障財源をめぐる問題 

テーマ : 社会福祉士
ジャンル : 福祉・ボランティア

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英語「も」大切だが、まず「年号」の国際化じゃないか?

ノーベル物理学賞授賞の益川先生。
他の先生方も偉いのだが、
益川先生の場合、「英語が苦手」という親近感が別格になる。

(外国語が苦手、というのを自慢するわけでも何でもないが、
「アルファベットだけがならんでいるページ」というのが、苦痛であるし、
数字が並ぶページ、平仮名が並ぶページ、漢字が並ぶページも、それぞれに嫌いだった。)

その益川先生が、昨今の「小学生に英語」必修化にモノ申す。

(耕論)何のための英語入試改革 朝日新聞2014年11月26日05時00分

大学入試の英語が大きく変わりそうだ。文部科学省は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を測る方式にかじを切ろうとしている。この改革はいったい何のためなのか。そもそも生徒たちは、どういう英語を学ぶべきか。

■「読む」1技能でも研究深めた 益川敏英さん(物理学者)
 最近、国はどうしてこんなに英語、英語と熱心なのかな、と不思議に思うことがあります。たぶん国際ビジネスの現場で、英語で通用する人材が大勢ほしいんでしょうね。文句なしに英語が必要な世界でしょうから。それに我々の時代と違って、いまや英語は世界共通語。「話す」「聞く」も含めた4技能を伸ばそうというのは、間違いではないと思います。

 だけど、学問や研究の世界は、ビジネスの現場とはちょっと話が違う。たとえば国文学では、英語はそれほど重要じゃないでしょう。そういう違いを無視して入試で一律に、全員に4技能を課すのは、どうかな。
<母語で学ぶ強み>
 ノーベル物理学賞をもらった後、招かれて旅した中国と韓国で発見がありました。彼らは「どうやったらノーベル賞が取れるか」を真剣に考えていた。国力にそう違いはないはずの日本が次々に取るのはなぜか、と。その答えが、日本語で最先端のところまで勉強できるからではないか、というのです。自国語で深く考えることができるのはすごいことだ、と。
 彼らは英語のテキストに頼らざるを得ない。なまじ英語ができるから、国を出て行く研究者も後を絶たない。日本語で十分に間に合うこの国はアジアでは珍しい存在なんだ、と知ったのです。


 英語圏でないと進んだ研究ができないから、研究者が英語圏に出て行ってしまう。
逆に、英語圏の大学や企業は、外国から「できる若者」を引き抜けたら楽だ。

 英語は、できるに越したことはない。でも、できなくたって生きていく道はある。つまり、英語「も」大事なんです。「も」という言葉がないといけないと僕は思う。だから仮に入試で英語が0点の学生がいたとしても、それだけで門前払いにするようなことだけはしないでほしいなあ。
 それに将来はわかりませんよ。20年もたてば、日本語で話せばすぐに翻訳してくれる器具が間違いなくできているはずですから。
 それよりも、まずは学問に本質的な興味を抱くこと。得意分野を磨くこと。その先に、やっぱり英語もできたほうがいいね、という程度の話なのではありませんか。(聞き手 萩一晶)


 本当に国際感覚を身に付けるなら、まず、学校の公用書類を「西暦表示」にしてほしい。
論文は「西暦」で書くのだが、引用の資料が「平成何年厚生労働省なんとか発表」をそのまま使うと、
2005年は平成何年だっけ? というのがいちいち面倒くさい。
「住基カード」も「パスポート」も、西暦表記だから、あえて法律をいじらなくても、「公文書の西暦表記」は問題ないはず。

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

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ネット検索は苦手?

ネット検索は苦手?=子供の情報活用で初調査―安全利用も課題・文科省
2015年3月25日(東書Eネット) 子供がインターネットで複数のホームページ(HP)を検索し、目的の情報を探す力に課題があることが24日、文部科学省の情報活用能力調査で分かった。子供にパソコンを使わせた学力調査は初で、ネットを安全に利用する知識にも不安が残る結果となった。

ネット情報を頼りにすること自体の問題はあるが、
「あらかじめネット上にあることが明らかな情報」から、「目的の情報が探せるか」、というテストの結果が、「不安が残る結果」となった、という。

 単独のHPからだと小5の6割、中2の8割が書かれた内容を理解できていたが、複数のHPをたどって情報を読み取る問題では正解率が一気に低下。リンク先からごみの捨て方を調べる小5の問題では9.7%、検索サイトの一覧画面から始め、熱中症について求める記述を探す中2の問題は43.7%だった。


「答えを丸写しできる」ようなHPだと何とかなるが、あっちこっちを比較しながら調べる・・ということが苦手な現代っ子。
大学生でも、コピペでレポートを作って平気な学生が横行しているから、小中学生がソレもしかたないか。
(どこかの研究員ユニットリーダーも・・・。)

 また、ブログの不適切な記述を複数選択する小5の問題では「自分の個人情報」は7割が問題としたが、「知人の写真の無断掲載」と「住所開示を求める書き込み」は5割以下で、全て選んだのは約13%。不正請求メールへの対応に関する問題では、中2の5~6割が「返信する」「入金した上で手続きする」の誤った方法を選んでいた。

 身内の会話(SNSなど)と、ネット上に情報をさらす行為の区別が、「その場」で書いている者にはつきにくいだろう。
電車の中で騒いでいる連中(これは、若者も中高年もかわらず)も、目の前の相手だけしか目に入ってないから(ジコチューという)、
周囲の迷惑とか、まったく関係なく、自宅やマイカーと同じ。

世の中、情報だけは広く速くなっているけれど、
人間のアタマの中はどんどん狭くなっているんじゃないだろうか。
 (「つごうのいい情報だけモザイク的に仕入れても、なんとかなってる」ような奴どうしが集まりやすい環境でもある。)

そういう人達がふえると、「そこを狙えば一網打尽」でひっかけられて、とんでもないところに連れて行かれかねない。
 (個々の悪徳商法ばかりでなく、神の国だから神風が守ってくれる・・・とかのレベルでも。)

テーマ : 勉強法
ジャンル : 学校・教育

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「里親ってなんだろう」~地域における子育て支援を考える

「里親ってなんだろう」~地域における子育て支援を考える

  あいり出版、2010年3月初版。
  編著。田中希世子、松山清。
  絵。竹岡紀子
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著者の松山さんは、「里親歴26年、実子あわせて20人のパパ」
決して「子どもが欲しくて」里親になったわけではない。

なお、
「里親の要件」として、
養育里親になるためには、
①里親になるための研修を受けていること。
②里親希望者と、その同居者が「欠格事由」にあてはまらないこと。
③経済的に困っていないこと。
の条件
があり、
「養子縁組希望里親」の場合は、
養育里親の条件をクリアしたうえで、「養子縁組」を希望することが条件。

2007年度の数字(厚労省福祉行政報告例)では、
登録里親数7934に対し、委託里親数2582、委託児童数3633人
となっている。

研修を受けて、里親登録されていても、実際に里親委託される人は3割ほど。
(当然、研修を受けに行って、「そんなもんとは思わなかった」と登録を辞める人はもっといるだろう。)
意欲だけでなく、客観的な条件もクリアできないと難しい。
 県や市によって、制度的な条件も違う。 根本姿勢が反映するのだろうと思うが。

研修も受けずに、「出前注文」で子どもを見繕って配達してもらうような「お客」や、手配するハウスを、
児童相談所が平気で見逃している番組を、

児相自身が見逃していたらアカンやろ。(「こち亀の警察」と同じ扱いされてるわけだから)
 抗議してるのは、施設や里親会などの民間人だけじゃないか?
 
現実には、「子どもが欲しいだけの人」というのはけっこういるから、
アングラでFacebook等に「譲りますコーナー」みたいなあっせんをする奴が必ずいると思う。

それを防ぎたいがための「こうのとりのゆりかご」だった。
日テレの関係者には、ぜひ読んでもらいたい。

テーマ : 子育て
ジャンル : 育児

プロフィール

おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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