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中学生の数学? 試験・続。

業者の速報で答えが分かれたものを拾ってみる。(マーカーの色ごと各社。私の答えはちょこちょこと鉛筆で書き込み)
「社会調査」の問題。(問題88)
イメージ (問88)

事例として、高齢者の健康が扱われているので、福祉の問題っぽいが、
集計そのものは、中学校レベルの数学。(小学生でも解ける?)

100人の回答者のうち、複数回答4択で「ウォーキング:30人」「水泳:15人」「テニス:10人」「その他:25人」だったという。
そのデータから、

1:100人中80人は普段何らかのスポーツを行っていると考えられる。
2:スポーツを行っている人に限ると、「テニス」は8分の1以下である。
3:この100人の中で、普段何もスポーツを行っていない人は少なくとも20人いて、もっと多い可能性もある。
4:卓球は明記されていないので、実際はウォーキングより多かったかもしれない。
5:「その他」の25人のうち、ゲートボールをする人が15人いた場合には、エアロビクスをする人は10人以下になる。


正しいのはどれか、に対して、「84点の業者」だけが5を選んでいた。
「ゲートボールをやってる人はエアロビクスをやらんのか?」
  (複数回答した場合、合計が100%を超えることが多いので、それだったら引っかかるまいに・・ということかな。)

現実問題としたら、集計作業のときに、「何もしてない人(~何にもマルをつけない人)」は分かってるのだけれど、
集計した本人だけは分かっていても、それを他人に報告するときには、「先入観なしに読む人」を対象とすることになるる。
「そのデータからは、その結論は導けない」ということはありがちである。

学会や研究会でも「たしかに相関関係があるのはわかるが、それが因果関係だと言えるのか? ・・さらに、どっちが因で果だときまるのか?
と、突っ込んでしまう報告がある。 (政府の発表でもよく見る。意図的かもしれないが。)
(理系だと、当たり前だと思うが、福祉の人達は、ヒューマニズムが先に立ってか、
「仮説どおり」の結果があると、無条件に飛びつく傾向があるように感じますね。)

なお、普通の調査だと、質問の中に「何もしていない」を加えておくのが正しい。
(「した種目」だけ答えるのでは、「何もしなかった人」と、「面倒くさいから白紙で回答した人」の区別がつかない。
例えば、「太極拳をしてるけど、無回答」の人がいれば、「何もしてない人」は20人より少ないかもしれない。)

算数の出題としては面白い問題だと思うけれど、「社会福祉の調査」として、どうなんだろう?
「ちゃんとした調査をするためにどういうことが必要か?」を問うのが本来の試験では?
(ということを、「5」を選択した業者さんは、出題者にクレームをつけるべきだと思う。  ・・でも「5」が正しいことにはならんけど。)
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テーマ : 算数・数学の学習
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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