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「回帰の時代」小田切徳美教授

「日本記者クラブ」会見。 藤山浩教授の前の発表が、「地域再生」論の重鎮、小田切徳美教授。(修論で、いくつか文献引用させていただいた。)
https://www.youtube.com/watch?v=9sVyEvSnHP8
過疎の進行を「誇りの空洞化」と指摘された時代から、
今は「回帰の時代」と語る。
Iターン者の増加が、Uターン者の引き金にもなっているという。

これまでの「過疎対策」というのは、
「仕事の確保」として、サラリーマンや専業農家で安定した収入を追求していた。企業誘致にお金をかけたこともあった。
だが、いま、Iターン者の求めるものは「お金稼ぎ」ではない。

Iターン者の特徴は、「大卒」。 海外の大学院経験者や、大企業の経験者やら、
お金の心配はしなくてもいいような人が、
あえて「田舎で起業」を目指したり、
「半農半X」の「X」に価値を見いだして移住している。

あるいは、将来のある若者が、「地域おこし協力隊」に応募したあと、定住する率も高い。
多様化の中で、「女性の進出」が顕著である。
成長目指し時代には、「熱血男子」が単身で開拓者みたいな入り方をしていたが、
いまの移住者は「子育て世代」中心に、「シングルマザー」を含めて女性が増えているという。

「創成会議」が「女性の人口」の減少を危機感として煽る状況から、一変している。

もちろん、地域差があり、まだら状況に違いないが、
国勢調査の2000~2005~2010年データを、そのまま延長で、「何年後に消滅」論はまちがいである。
すっきりとした切り口で語った。

ここで考えるべきは、(放射能でもよく使われる)「半減」。
一次関数的には「20年で半減」したら「次の20年で消滅」だが、
指数関数で見たら「次の20年で4分の1」。 消滅する、という根拠が示されないのが「創生会議」の雑なところ。
計算式も正しくないところに、データも正しくない。

「増田レポート」は、増田さんの異図に反して、
「消滅させて人口集約し」、将来の日本を「シンガポールがいくつか」固まった状態を目指したい人たち
に利用されているんじゃないか?
・・というのが、小田切先生や質問者の感想だったが、
果たして、実のところどうだろう。
  (立場として「本音」を書いたら外される、という方も多いから、読む方は、
   中身を分析しながら読む力が必要であることは言うまでもない。)
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

プロフィール

おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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