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マイケル・ムーアの 世界侵略のススメ

映画の公開初日に観に行ったのは初めてだろうか。(5月27日公開)
「マイケル・ムーアの 世界侵略のススメ」
映画館でなければ、ノートを広げてメモしたい内容がいっぱいだった。

病める大国・USAを背負って、ムーア監督自らが「たった一人」で「世界の国」を侵略し、「戦利品」を母国に持ち帰る。
タイトルは物騒だが、
背負って立つのが「国家権力」でなく、「国民の生活や尊厳」である、というのが、ムーア監督流の「愛国心」といえよう。

ヨーロッパの「先進国」(労働であったり教育であったり)に乗り込んで、ターゲットの日常を「盗み取る」。
(設定として、無理はあるが)
当然のように、行った先々で「どうぞ持って帰ってください」と歓迎される。
(いわば、自慢を聞くわけだが、「アメリカの常識」からみたら、仰天の内容)

この「アメリカの常識」が、だんだん「日本の常識」に近くなっているのが現実ではある。

スロベニアでは、外国人も学費は無料。「借金」を知ってるのはアメリカからの留学生のみ。
「外国人まで無料」について、
一人でも、【無料でない学生がいる】という状態をつくったら、公の教育機関でなくなる」と、国内の学生が主張する。
(大学が無料というのは、スロベニアに限らず、フランスやオランダでもそうなのだが、ムーア監督がわざわざ選んだのは、この学生かな。)

ノルウェーの刑務所で、料理を作っている殺人犯の後ろにはナイフがずらり。
(ひきかえ、看守は「丸腰」)
「自由を剥奪する」ことが刑罰であって、「社会復帰」を促すのが刑務所の役目であるとか。
「復讐の場ではなく、復帰の場」だというのが前提であり、収監者にも教えられる。
部屋のカギは囚人が自分で持っている。

麻薬大国・ポルトガルは、
薬物依存も、ネット依存も同じレベルの「病気」として、
「罰する」のでなく「立ち直りを援助」するように方向転換して、使用者を減らすことにつながった。

犯罪大国USAというのが、ムーア監督にとっては最大の「母国の悩み」なんだろうと思う。
 (アメリカを象徴する映像として、やたら警官や看守の暴力シーンが入る)
結局は教育も同じことではあるのだが、
「お金」の問題以前の「意識」の問題を克服しなくちゃ、「ハウツー」だけ盗んでもしかたない。

日本は、ムーア監督にとって、何か魅力があるだろうか。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

プロフィール

おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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