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「夜間中学」の 潜在的ニーズ

<夜間中学>全国に9200人超 公立の8割は外国籍
毎日新聞 5月8日(金)20時5分配信

 文部科学省は8日、義務教育の未修了者らが通う「夜間中学」に関する初の実態調査の結果を公表した。公立の夜間中学は8都府県の25市区で31校あり、生徒数は1849人だった。一方、ボランティアらが運営する「自主夜間中学」(識字講座なども含む)は154市区町村に307カ所あり、生徒は7422人と約4倍だった。文科省は「夜間中学の潜在的ニーズは高い」とみており、公立夜間中学の各県1校設置を目指し、今年度予算で設置へ向けた調査費などに1000万円を計上している。

公立が8都府県で31校、1849人ということは、1校平均60人。 全国の調査費1000万円、というのが、どういう費用になるのかわからないが、
未実施の40道県で分ければ1県25万円。(北海道は2県分)
県内の市町村の状況を把握して、文科省で予算化するための報告書を作るのにはまあ、足りるまい。
(九州や北海道から、関東関西の「現場」見学も必要だろう。)

 昨年5月1日時点の状況を調べた。公立夜間中学があるのは千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、奈良、広島の8都府県。1849人の生徒のうち約8割が外国籍で、最も多かった入学理由は「読み書きの習得」と「日本語会話の習得」でそれぞれ27%。

8割が「外国籍」、という中味も、どういう外国籍なのかいろいろあると思うが、
 (「在特会」のヘイトデモのように、「外国籍に日本の義務教育は不当だ」という連中もいるだろうが、
  およそ「文明国」というのは、国籍にかかわらず、自国民と同等の公共サービスを住民に提供するもんだ。
  日本人が他の先進国に行った場合も、現地の教育は受けられる。)
  最近は「外国人労働者」を非正規雇用したり、「フィリピン介護士」などの流れもある。

2割は日本人。

 一方「自主夜間中学」でも参加者7422人のうち外国人が6割を占めるが、不登校で義務教育を十分受けられないまま中学を卒業した日本人(形式卒業者)が278人いた。公立夜間中学はいずれも「中学未卒業」が入学要件のため、自主夜間中学が形式卒業者の受け皿になっている実態が浮かんだ。ただ、授業の頻度は「週1回」が約6割で最も多く、「平日毎日」は2%にとどまり、公立との差が目立った。
「形式卒業者」:不登校で義務教育を十分受けられないまま中学を卒業した日本人
教育を受けるのは国民の権利だが、「形式的」に卒業させてしまうと、もう、「国として義務は果たした」ことになって、
権利は保障されない。

昔(「三丁目の夕日」のロクちゃんや、「アタック№1」のツトム君など)の「中卒」は、ちゃんと中学を卒業しての中卒だったが、
「形式中卒」は、中学校の勉強をしていない。

いまどき、願書さえ出せば、入れてくれるような高校が(下手をすれば大学も)どこなりとある。
中学校が「形式的」に卒業させて、責任逃れしているのも、じゅうぶん「虐待」だと思う。

「やっぱり勉強したい」と思って、「自主中学」(扱いは塾と同じ)に通う子は(大人も)、立派なことだが、
「週に1日」で、「最低限度の基礎学力」を付けるために、何年かかるだろう。
  (そこを「3年で形式卒業」させられたんでは救われない。)
小学校を「形式卒業」させられて中学校に送られた子も、やっぱりそこそこいるだろうし。

夜間中学:「分かること増え楽しい」父亡くした81歳女性
毎日新聞 2015年05月08日 21時48分(最終更新 05月08日 21時58分)


「分かることが増えるのはとても楽しい」。神奈川県厚木市に住む渡部フサ子さん(81)は、市の公共施設の部屋で月2回開かれる自主夜間中学「あつぎえんぴつの会」の授業の日が待ち遠しい。

 小学6年の時、空襲で家と学校を失い、終戦直後に父親を亡くした。生きるために働かざるをえず、中学に通えなかった。「ずっとコンプレックスで、履歴書の学歴欄はいつも適当に書いていた」。県内には横浜市と川崎市に公立の夜間中学が1校ずつあるが、「在住・在勤」が要件のため入学できない。それを知った有志が2年前に自主夜間中学を始めてくれた。アルファベットや漢字などを学びながら「いつか公立夜間中学に通って卒業証書がほしい」と夢見る。


81歳の高齢者が「夜間」にいかなくても、ゆっくり勉強することはできないのかな。
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テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

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おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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