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「杭うち」偽装疑惑

「傾いたマンション」ひとつの物件だけの問題から、
いまや、全国を揺るがす話題になっている、「杭打ち」偽装問題。

「杭打ち」という言葉は使われるが、実際に「杭を打ち込んでいる」わけではない。
昔の(70年頃)鉄筋コンクリートは、基礎杭をカーンカーンと打ちこんでいた。
当時、新校舎も建て替えだったし、集合住宅も、ビルもいっぱいできたが、
いまどき、そんな音は響かない。
(最初はワイヤーでハンマーを落としていたが、そのうち、内燃機関のピストンで連続打ちするようになった。振動ハンマーになって音は静かになった)
 その後、現地で杭の生コン流し込みになった。

「コンクリートを打つ」という表現があるから、「杭を打つ」でも間違いではないんだろうか。
(あのころ、トラックで運んでくる杭の長さは決まっていたが、下の地盤が決まってるはずはないよなあ。)

ゼネコンが受けた仕事を、最後に作業するのは末端下請け業者だが、作業が細分化されると、
掘削の業者も、生コンの業者も、現地集合。
1本1本穴の深さが違うのに合わせて、掘削の時間も使用の資材量も変わる。
(試掘でメドは付いているにしても)
「現場」は、何m掘って、鉄筋の長さ何m、コンクリートの量何t、あらかじめ決まってりゃ楽だ。

「図面」通りに作業するしかないだろう。

現場に、作業確認する技師がいて、図面通りの地盤を掘ってるのか、見ていれば、ドリルの動きと音でわかるという。
(ドリル作業しているほうも、「手ごたえ」でわかるはずだが、「何m掘る」が決まってたら、気にしない。)

大騒ぎになるのは、ビルひとつの価格が高くて、「取り換え」がきかないから。

自動車だと、欠陥車はリコール回収はするが、それまで。
「値上がりを見込んで購入したのに、風評被害で下落する」補償まで考えられない。

売るほうも「投資家」相手だから、工期の遅れとかが許されない世界なんだろうな。
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誰かが告発すれば。

前の「姉歯」耐震偽装事件のように、
施工業者が図面を見て、明らかに「耐震偽装」と判れば、告発することもできる。
(実際、建築前に「偽装」が明るみになったから、姉歯のほうも、損害が最小限ですんでいる。
タレコミした業者に感謝しないといけないだろう。)

試掘業者と施工業者が別だと、(たいていは別。)
試掘データを偽装されたら、どうしようもないだろう。
プロフィール

おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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