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「思う壺」の反応?

各地で続く、「イスラム国」関連のテロ活動。 あるいは、欧米軍等による空爆。

シリアの現実は、長引く「内戦」状態であって、
ISは、その中の「一派」に過ぎないはずの存在だったはず。

シリア政府自体が、民主主義とは無縁の独裁体制で、アサド政権は国民の支持を得られていない。
自由な選挙もない国では、「武力対決」に向かうことになる。
本当は「内政問題」なのに、利害の絡む諸国が、どこの勢力を応援するかの問題がコトを大きくしている。
(ISは、「どこの国の政府とも協力しない」という、わりとスッキリした立場が、一定の支持を得ているらしい。)

これを、日本の歴史と比べれば、
明治政府というのは、鳥羽伏見やら上野の戦いやらで「武力的」に成立したわけだから、
戦前を「美しい国」だという首相などは、偉そうなことは言えまい。

外国軍が、「敵勢力」討伐のために空爆する、というのは、
「黒船」が江戸の町を砲撃するようなもんだ。  そりゃ、反感を買って当然だろう。 (空爆を受けている場所の人々の生活は報道されない。)

さらに、近代戦では、「戦力の劣る(弱い)ほう」は、戦果を過大に誇りたがる
(大本営発表がそうだった。 戦意喪失を恐れて被害は隠す。)

「戦力の勝る(強い)ほう」は、被害を誇張して、
「反撃」の口実にする。(リメンバー・パールハーバーがそうだった。原爆もそれで合理化された。)
情報社会では、「大本営」のように嘘を並べなくても、ちょっとした爆弾テロ騒ぎは、どんどん世界に拡散する。
(カメラのある所でテロが起きる。) 
戦果を誇りたいテロリストと、空爆の口実を作りたい欧米の「利害」がこういうところで一致する。

世界に向かって「イスラムとはこういうものだ」という印象を与えれば、イスラム圏の人々みんなが肩身の狭い思いをするが、
それは、ISの思う壺でもある。
もともとが「イスラム少数派」なんだから、イスラム「多数派」が落ち込んでくれたら相対的に浮上できる。
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テーマ : テロ
ジャンル : ニュース

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先日のフランス地方選で、「移民排斥」を掲げる極右勢力が勝利したという。

他の欧州諸国に連動すれば、
イスラム圏から「移民」や「出稼ぎ」が制限されるので、
「逃げだし」を食い止めたいIS側には好都合である。

その意味では、早速「テロの効果」が出ているわけだ。
プロフィール

おっさん@社会福祉士

Author:おっさん@社会福祉士
お芝居は好きですが、
「ハッピーエンド」の話はもの足りん、という、困った奴?
安物のフィクションより、現実のほうがドラマチックと思うと、「非日常」を求めて観劇する意義が薄れる。

自称「すきま研究者」。誰もやってないことは、自分が先頭に立てるはずだが、誰もやってないことを確認するのも難しい。誰もいないと寂しいし・・。というジレンマ。

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